対人関係をよくするために

相手に期待しない

相手に期待をするなというのは少々ネガティブな考え方のように思いますが、実は人間関係を円滑にするためには非常に重要なことになります。ある程度の期待をするのは誰にでもあることだと思いますが、期待値が大きければ大きいほど期待が外れた時のショックが大きくなります。
期待をしすぎるというのは、期待をかけられた相手に対しても失礼にあたることがあります。期待をしていると口に出すのはプレッシャーにもつながりますので、双方がストレスを感じることにつながります。そしてその結果、人間関係が悪化してしまうのです。
例えば、職場で上司に期待していると言われて仕事に対するモチベーションが上がることもあると思います。これ自体は悪いことではありません。しかし、万が一期待にこたえられなかった場合には部下のモチベーションはそれまでよりも下がってしまいますし、上司も期待外れだと感じてしまったり、中には裏切られたと思ってしまったりする可能性もあります。

そのため、人間関係を円滑に保ったりストレスを溜めないようにしたりするためには、他人に過度の期待をしないということが大切です。組織に属して生活している中で全く期待をするなというのは少々難しいかもしれませんが、せめて過度の期待をするのは止めるようにしましょう。
人によっては、この期待しない生き方が合わないという方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、無理に自分の考え方を変える必要はありません。意識を変えようとする行為が人間関係のストレスとなって現れてしまう可能性もありますので、自分の考えを考慮しながら行動しましょう。

相手の価値観を受け入れる

人間はそれまで経験してきた事柄や関わってきた人間などによって、独自の価値観を作っていきます。価値観は人によって全く異なりますし、全く同じ価値観を持つ人間などこの世に存在しません。自分の価値観が絶対だという方もいらっしゃいますが、その生き方は窮屈ですしストレスが溜まります。また、人間関係が悪くなる原因にもなります。
自分には自分の価値観があるように、他人には他人の価値観があります。自分と異なる価値観や考え方を拒絶するのではなく、自分と違う価値観を積極的に受け入れていきましょう。自分は自分、他人は他人、という考え方で他人の価値観と接することで、こういった世界もあるんだ、このような考え方もあるんだと視野を広げることにもつながります。

全く異なる価値観を受け入れた結果、自分にはやっぱり合わないと判断することもあるのではないかと思います。そういった場合には、無理をして関係を続ける必要はありません。かといって、事を荒立ててトラブルに発展させる意味もありません。
相手の価値観や考え方が自分と違うからと言って、それを否定してしまうと当然相手は不快な思いをします。誰の考え方が絶対に正しいというものではありませんので、無理をして自分の考えを主張したり押し付ける必要はないのです。
自分が合わないと感じた相手も、こちらのことを合わないと感じているでしょう。お互いが一歩引いて付き合うことによって、トラブルもストレスもない人間関係を築いていくことができるのです。

ストレスを解消する

どれだけ上手に人間関係を築いていたとしても、やはり自分に合わない人間と付き合ったりしているとストレスが溜まっていくのではないでしょうか?価値観が合わない人間とは仲良くなる必要がないと考えている方であっても、仕事上どうしても付き合っていかなければならない方もいらっしゃるはずです。
自分が望まない人間関係を続けていくと、いつの間にかストレスが溜まっていきます。そのストレスを抑え込んでいたり、ストレス自体に気が付かなかったりすると、病気になってしまう可能性もあります。また、そのストレスが原因で今までうまくやってきた人間関係が崩れてしまう危険性もあるのです。そうならないように、ストレス解消をする必要があります。

ストレス解消の方法はたくさんありますし、人によって異なります。そのため、これをすれば必ずストレスが解消できると言い切ることはできません。例えばカラオケをすればストレスが発散されると言われることも多いですが、歌が苦手な方にとってはカラオケ自体がストレスになっている可能性もあるからです。
ストレスを解消するためには、まずは自分の好きなことを見つけましょう。そして、それに没頭すればよいのです。没頭している時間は悩みを意識しませんので、必然的に頭が軽くなります。趣味がないという方は、好きなものを食べたり走ったりすることで同じように頭をからっぽにすることができます。
頭をからっぽにすればストレスの原因がなくなるというものでもありませんが、少なくとも脳を休ませてストレスを少しでも解消させることができるはずです。自分の好きなことを見つけ、上手にストレスを解消していきましょう。

割り切る

頑張って良い人間関係を築いていたとしても、どうしても自分に合わない方が出てくることもあります。生理的に受け付けないという方もいれば、相性がびっくりするぐらい悪いという方もいらっしゃるでしょう。
自分と真逆の生き方をしてきた人間や価値観が正反対の人間を目の当たりにすると、ついつい自分の考えを押し付けたり陰で悪口を言ったりしてしまいがちです。しかし、それらは相手だけでなく周りも嫌な気分にさせますし、結果的にその1人のせいで全ての人間関係が悪くなってしまうことだってあるのです。

そういった状況に立たされた場合には、こんな人間もいるんだと割り切るようにしましょう。自分を納得させたり諦めさせたりする感じになってしまうかもしれませんが、そう考えることによって人間関係は悪くなりませんしストレスを最小限に抑えることができるのです。
外に出れば、善人もいますし悪人もいます。また、必要以上に自分に絡んでくる方もいれば、価値観が合わないと感じて去っていく方もいらっしゃいます。様々な人間がいますので、自分以外の人間はそれぞれ独自の考え方を持っていると割り切ることが大切です。
その中で、自分と価値観が似ている方や考え方に共鳴できる方、または自分にはない面白い考え方を持っている方を選んで仲良くするのは全く悪いことではありません。他人には他人の考え方があると相手を認めることによって、良い人間関係を作っていくことができるはずです。

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